こんにちは、大島です。
WWDC15に参加してきました。今回はGitHubに行ってきた編として会場周辺の会社訪問について触れつつ、引き続き3日目の様子をレポートしていきたいと思います。
周辺の会社訪問
WWDCが開催されるサンフランシスコにはTwitterやGitHub、Google、Appleなど世界的に有名な企業のオフィスがあります。GoogleやAppleは、モスコーニセンターから車で1時間以上離れた場所にあるのですが、GitHubやTwitterは、モスコーニセンターから比較的近い場所にあるためチャンスがあれば訪問することも可能です。ただし、訪問するには社内でミートアップを開催している場合や、中の人とアポをとっておく必要があり、突然訪問することはできないようです。
今回はたまたまご縁があってGitHub HQのオフィスツアーに参加させて頂けるということで、午前中に訪問してきました。
GitHub HQ
GitHubの本社は、モスコーニセンターからは歩きでは少し遠かったのでUberで行きました。サンフランシスコでは本当にUberが便利です。受付で名前を伝えると社内の方にオフィスツアーをして頂きました。
GitHub社内はエンジニアとってはディズニーランドのような場所で本当に最高の空間でした！言葉で説明しても伝わらないと思いますので、写真で簡単に紹介していこうと思います。
本社前の入り口です。なんでこのロゴを見るだけでテンションが上がるのか不思議です。
アメリカ大統領の部屋風な受付です。かっこいい！
受付に飾ってある絵画風OctCatです。
受付入ってすぐの本格的なバーです。見せかけではなくちゃんと種類も揃っています！
ワーキングスペースにあるソファです。ここで無駄にダラダラしたいですね。
ゲーム部屋です。部屋がコンテナ風の造りになっていて遊び場感が満載です。
オフィス内の本棚です。無駄にスペースを使って古い洋書を並べているところにこだわりを感じます。
なんと、本棚は隠し扉になっていて秘密の部屋が隠されています！部屋の使用目的はSecretとのことでした笑
屋上もあります。リゾート地のような設備。写真の時は小雨でしたが晴れてたらもっとヤバい！
いかがでしょうか。この日は平日にも関わらず、オフィスで働いている方はあまりいませんでした。きっとリモートワークをしているのだと思うのですが、私だったら休みの日も来てしまいそうです笑。WWDC3日目で疲れがたまってきていて、朝はテンションが下がっていましたがGitHubに入った途端一気にテンションが上がりました！帰り際にオフィスツアーをして頂いた社員の方に日本で買ったお土産を渡し、受付前で集合写真をとって再びモスコーニセンターへ戻りました。
UI Testing in Xcode
この日はラボには行かずにセッションを見たり、iOS9の新機能を試したりしていました。GitHubから戻ってきて見たこのセッションはiOS9から使用可能になるUIのテストツールの紹介セッションです。簡単にまとめるとSeleniumのような感じで、画面操作をレコーディングしてテストコードを生成、実行までを行います。Xcodeに統合されているため導入も比較的簡単で、リリース前に行っているような定型的なQAに関しては、UI Testingで置き換えることでコスト削減や品質向上が見込めるので今後要注目な技術と言えそうです。
Protocol-Oriented Programming in Swift
Classベースのプログラミングではなく、ProtocolやStruct、Enumを使って書いていこうという話でとてもおもしろいセッションでした。海外の方のTwitterなどを見ても評価が高かったセッションです。Swift2.0の新機能や、Cocoa Touchの新機能についてのセッションもいいのですが、こういったSwiftっぽく書くための設計に関するセッションというのは非常に参考になりました。WWDC全体を通して、他のセッションでもProtocol、ValueTypes(Struct)というワードが頻出していたので、Swiftを使っていく上ではClassや継承を考える前にProtocolやStructで置き換えられないか考えることが重要になってくると言えそうです。Swift2.0からはProtocol Extensionsも導入されデフォルト実装も設定できるようになったので、Protocolを積極的に使わない手はないと思っています。
他にもセッションはたくさんありましたが、この日は明日のラボでUI Testingについて質問するためのコードを書いて1日を終えました。
夕食
夜はユニオンスクエア近くのステーキ屋 John's Grillに行きました。注文したのはT-Bornステーキで、まさにアメリカ！！という期待通りの大きいステーキでとてもおいしかったです。食事中に謎の店員じゃない人がテーブルにきて、勝手に写真をとってき売りつけようとしてきましたが、店員さんの制止によりことなきを得ました。自由の国アメリカを感じることができました（笑）
