新卒 / 新人のメンターにアサインされたんだけど、何すれば良いの?

榎本 明仁
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今回は新卒の方が入社されて、会社からメンターにアサインされたが何すれば良いのか?どうしたらより良いメンターになれるのか?と考えられている方と一緒にメンタリングについて探求していきたいと思います。この記事を書くきっかけになったのは、現在私がサポートさせていただいているとあるお客様からのご相談でした。

お客様:新卒のメンターにアサインされたんですが、どうして行けば良いですかね・・・?

:そうですね・・・私がメンターから教わったヒントになるかもしれないお話をさせて頂きます。

(以下、お話させていただいた内容・・・)

メンターと聞くと何か偉そうだし、いかにも凄い人っぽい響きがしてしまいますよね。私もメンターをやってほしいと言われたりしますが、「自分そんなに凄くないですし・・・」ってなってしまいそうな気がします。ただ、メンタリングを受ける方(以下、メンティー)の成長を促進できるのが良いメンターと捉えるならば、ある分野においてメンティーより少しでも知識や経験があれば良いのではないでしょうか? 全てを知っている必要もなければスーパーマンである必要もないのです。

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シチュエーショナルリーダーシップ

効果的なメンタリングを行う上では、メンティーの状態を意識するとより効果的に行う事ができます。詳しくはシチュエーショナルリーダーシップという考え方を調べていただければと思います。簡単に言うと、人の成長をサポートする上ではメンティーの状態に合わせたサポートをする必要があるという考え方です。

例えばですが、新卒で組織に入ってこられて業務の知識が無い方に何も教えずに仕事をしてもらうのは難しいかと思います。ですから、最初は教える必要があります。ただ、1から10まで教え続けると常に答えを求めるようになり、自分で考える機会を奪ってしまい、本来のメンティーの成長促進という所からは離れていってしまいます。そこで、重要になってくるのが、メンティーの状態に併せてアプローチを変えていくという考え方になります。

ティーチング

新卒の方が入られたタイミングでは、自社でのインターンを経験している等の特殊な場合を除いて、仕事の仕方などを教える必要があるかと思います。その場合はやる事を明確にしてあげ、業務を遂行して行く上で必要な知識や技術を伝える必要があります。ここではティーチング(教える)技術が必要になってきます。

ここで意識していただきたいポイントはメンティーの行動を変える伝え方をするという事です。心の状態は見えないので、意識が変わったかどうかは判断しずらいですが、行動は観察によって判断可能です。なので、何かを伝えた後にメンティーの行動が変わっていっているかを確認しながらティーチングを進めて下さい。

メンタリング

そしてティーチングの状態からメンティーの状態に応じて今回の本題であるメンタリングに入って行きます。メンタリングはティーチングの際に行うような指示や監督からメンティーの気付きを促しながら助言をしていく事となります。ここで重要になってくるのが、コーチングの要素を含めていく事です。コーチングではメンティーの話を聞き、質問を通じて相手の目標に到達するサポートします。メンタリングのオススメの流れは下記のような感じになります。

  1. コーチング(メンティーの話を聞き、質問を通じて気付きを促す)
  2. メンタリング(メンティーに足りない観点等を助言)
  3. コーチング(どうアクションしていくのかをメンティーに決めてもらう)

そして、メンティーの成長に伴い助言の頻度は減り、コーチングがメインとなっていく事が理想的な流れではないかと考えます。

以上が私がメンターから教えていただいた事です。皆さんの参考になれば幸いです。